ツアー感想　その②涙の理由　

ツアー感想の続き・・この前書いたような気持ちを特に強く感じるきっかけとなった出来事。
それは、はるさんの涙でした。

2万人規模のメインステージの後、もちろん気分は高揚していたものの泣く感じでもなく舞台裏に戻ったのですが。。
あ～良かった～と泣きながら駆け寄ってきたはるさんとハグしたら完全もらい泣きで私も涙止まらず(笑) …

そんな中でハッとした言葉がありました。 続きを読む >>

2014/07/31
カテゴリ : performance

美JAPONヨーロッパツアーの振り返り　その①

先週末帰国しましたが、書きたいことが多すぎて全然まとまらず。。
また書き足していきますが、まずはblogに書くには内輪ながら
このツアーを成功に導いてくださった方々皆様に改めてお礼致します。

ショー経験も少ない新人で、何もかも新鮮だった3年前のクウェート。
その衝撃と学びは大きかったですが、気づけば美JAPON歴長い組に入っていた今回は、
この3年間に美JAPONのことを少しは深く知って色々な方と出会いお世話になってきたからこそ、
より深い学びを得ることができたと思っています。

本当にたくさんの人の深く熱い想いと、膨大な時間が詰まっていることを実感した今回のショー。
そのバトンを最後に受け取って背負った想いをより素敵にお客様に見せられるようにするのが
自分たち出演者の役目なんだと、心から実感できた機会でした。

ヨーロッパ複数国でのツアー公演という大きなパズルを作るためのその過程、
舞台ではお目につかないと思うので、
感謝の想いを込めて今回はステージが始まるまでを支えてくださった皆様とそのご活躍を
本番直前バックステージの真剣写真と共に簡単にご紹介。出演者は後日改めます。

～お客さんの目についたもの・ことたちの道のり～
＊栄子先生が全国探して見つけたヴィンテージ着物や、
公演のためにナルセさん・ゆきさんが染めてくださった布を
栄子先生がデザインされ、はるさんや皆様が形にしてくださり、
池田さん、ダブルはるさん達が早技で着せてくださる衣装たち

＊秋濱さんが銀やチタンを加工するところからなさり、
ヨーロッパまでご自身で連れてきてくださったアクセサリー

＊有紀さんが木彫りの型作成から手掛けてくださっただけでなく、
長距離移動に耐えられる特製の箱も作ってくださったヘッドドレス

＊熊本の伝統工芸作家のナカシマさんが作り、
栄子先生と良子さんがはるばる熊本まで行って交渉し譲り受け、
はるさんが長距離移動用の箱と袋を作って現地まで運んで下さった灯籠

＊小中さん、相馬さんが青森から持ってきてくださった白無垢・色打掛一式

＊貴重な鬢付け油を使い上田先生が地毛から作り上げてくださった日本髪

＊合田さんが創作下さったダンサーチームメイクの不思議で素敵な世界観

＊髪の毛を一本ずつワイヤーに固定したというヘアピースなどをあわせ、
ヘアメイクチームの皆様が朝イチから魂を注ぎ込んで仕上げて下さり、
本番直前まで何度もリタッチして下さったモデルチームのヘアメイク



＊うたさんが徹夜続きで作ってくださった映像
＊竜馬さんが今回のために作曲してくださった曲
＊ICHIROさんがアレンジしてくださり1つの作品として繋がった音楽
＊稲本さんが日本語版英語版共に原稿を作りご説明くださったMC

～お客さんの目につかない支え～
＊美JAPONに深い想いをかけてくださり、ご招待下さった上に
ご官邸で身に染みるお食事とお言葉まで下さった二階堂ご夫妻のお心
＊去年の構想段階から全てを段取り、支えて下さった大瀧さんのご対応
（もはや何と形容していいのかわからず位のパワー！）
＊一同をヨーロッパまでお連れ下さった池田さんのツアーアレンジ
＊本塚さんが世に発信して下さったHP＆広報
＊高峰さんが撮影下さり、出演者にも客席からの印象をチェックさせて
下さったステージ写真
＊東京公演を手伝ってくださった皆様のお気持ち

こんなにたくさんの方々がこの公演のために力をありったけの注ぎ、
私より沢山の時間を費やしてくださった方も多いはずなのに、
出演者というだけでお客様の反応を直接感じさせて頂けるという状況に今更ながら恐縮してしまい、
でも背筋がしゃっきりしたような。

今回、いくつか胸にささる言葉、光景がありました。
それについては長くなりすぎるのでまた改めて書きますが、そんな言葉や光景から、
舞台にあげさせて頂いている自分の役割を考える日々でした。

そしてステージを終えた今、とにかく言えることは。。
“皆様本当にありがとうございました！”

2014/07/27
カテゴリ : performance